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[837] 改定率が正式に決定しました。
日時: 2017/12/18 16:58
名前: ina ID:j/RPqI3Y

ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2017121800742&g=eco

診療報酬改定は、全体で0.90%引き下げることを決定。全体のマイナス改定は前回(16年度)に続き、2回連続となる。内訳は医師の診察料などに当たる「本体部分」が0.55%増、医薬品などの「薬価部分」が1.45%減。介護報酬は0.54%、障害福祉サービス報酬は0.47%それぞれ引き上げる。

ttp://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000188369.pdf

平成30年度介護報酬改定に関する審議報告

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診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬改定について ( No.1 )
日時: 2017/12/19 09:06
名前: ina ID:xpaMbays

ttp://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000188479.pdf
全国平均利用回数+2標準偏差の基準 ( No.2 )
日時: 2017/12/19 09:08
名前: つかれたケアマネ ID:G.K/RHVg メールを送信する

訪問介護生活援助の制限回数基準である「全国平均利用回数+2標準偏差」とは、具体的にはどういうこと何でしょうか。
計算式の意味は分からないのですが、回数は例示されています。 ( No.3 )
日時: 2017/12/19 09:14
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:BdjuYqn2

2標準偏差の意味がよくわかりませんので、このあたり解説できる方よろしくお願いします。

ただし具体的回数は、要介護2で月33回、要介護3で42回などと例示されています。生活援助利用の約2万4千人が対象となるとしていますね。
統計の考え方 ( No.4 )
日時: 2017/12/19 09:41
名前: 東京太郎(行政経験者) ID:Ado8FBUM

標準偏差とは統計上、データの散らばりの度合いを示すものです。
標準偏差が大きいとそのデータ群の中で平均値を中心に離れたところにデータがあることとなります。

簡単な事例で言えば、学力テストなどの偏差値などは、平均点からどのくらい離れているのか(点数のばらつきも加味して)を表しています。

2標準偏差(SD)はかなり離れていることになります。ご参考まで。
もしこんな100名のデータがあったら... ( No.5 )
日時: 2017/12/19 10:11
名前: 相談in ID:LU4qDec2

いつも拝見して勉強させてもらっています。

今回の件、「たられば」で説明すると。

100名分の月当たりの利用回数(度数分布)が次のとおりあったとします。

以下を度数分布表として見てください。

---------------------
月利用回数   度数
---------------------
  3回     4
  4回    17
  5回    10
  6回     9
  7回     6
  8回    17
  9回     7
  10回    11
  11回     4
  12回     8
  13回     1
  14回     1
  15回     2
  16回     2
  17回     0
  18回     1
----------------------
  全体    100

この100名のデータでは、
平均値;7.82
標準偏差;3.32 となります(エクセル計算)。

すると、平均値+2標準偏差は;14.46となります。

つまり、このデータから算出すると月当たりの利用回数が14.46回以上、
すなわち15回以上になると「ちょっと多すぎるんじゃないの?そのようなプランになるのなら市町村に届け出て確認を取るようにしてくださいね。」
ということになるのではないでしょうか。

また、「平均値+2標準偏差」とは学力テストなどで使われる偏差値で言うと「70」に相当します。

間違っていたら申し訳ありません。

要介護2で月33回、要介護3で42回を超える訪問介護 ( No.6 )
日時: 2017/12/19 23:32
名前: ヘルパー4級 ID:4qchVTWk メールを送信する

ソースが赤旗なのでアレですが取材はしてると思うので。要介護2で月33回、要介護3で42回を超える訪問介護を行う場合、ではないかと。

生活援助に回数制限
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-11-23/2017112301_03_1.html
厚労省は、生活援助中心型サービスについて「全国平均利用回数+2標準偏差」を超える利用を「通常の利用状況と著しく異なる」と指摘。基準を超える訪問介護を行う場合は、ケアマネジャーが市町村にケアプランを届け出ることとし、そのケアプランについて市町村で「地域ケア会議の開催等で検証を行うこと」としました。“著しく異なる”とした利用回数は、要介護2で月33回、要介護3で42回など。生活援助利用の約2万4千人が対象となるとしています。

--------

なお、利用回数が正規分布に従うべきという考えが妥当とは思えません。統計をすっかり忘れていると「全国平均から2σ以上の利用か・・・分からないけれど、なんだか根拠がありそうで、仕方ないかな」と理解するのを降参して説得されそうになりますが、これを見て思い起こした結果
https://qiita.com/kenmatsu4/items/e6c6acb289c02609e619

2σ、すなわち分散の平方根を取った値から2倍を超えると異常扱いする事に根拠がありません。何より「理由があって多いから」です。

月100回の訪問介護は「異常」ではなく「模範」とすべき
http://diamond.jp/articles/-/141978

財務省も厚生労働省も、本当に統計を理解していてちゃんとした根拠を元に、全国平均から2σ以上はうんぬん、というのではなくて、給付抑制の手段として「ヘルパーは安上がりな家政婦!」キャンペーンに加え、無駄な例として、実際には無駄ではない、利用回数が多い例を挙げて「生活支援はみんなこんな風」という印象操作をし、

・何回ぐらいに抑えたい、という思惑が先
・統計は後からこじつけ

てますね。だいたい、統計で「滅多に起こらない」とされるのは3σなので。
https://mathwords.net/sigumakukan

3σだと給付抑制効果が薄いし、1σでは対象が多すぎるから、てきとーに妙な数字である2σと言い出した、という以外に「理屈」などあるのでしょうかね。

とにかくこれからは、身体はまだ比較的元気だから要介護度が低いけれど認知症が重く薬が自分で飲めない人は、1日2回とかヘルパーがサービス入れないから、ケアマネを通して医師に「薬は1日1回にまとめて、ヘルパーが服薬介助できるように処方してください」と頼むか、そうでなければ身体はまだ比較的元気で支援があれば自宅で暮らせる人でも「制度が変わり1日1回しかヘルパーが入れないから」と施設に入所してもらいましょうか。それとも多機能で何度も入る?

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