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[583] 施設看取り時の救急と警察の対応
日時: 2017/06/16 18:03
名前: TOMU ID:9M9.Qh3.

特養で相談員をしています。最近は、医療依存度の高い入所者が増加し、看取りでの対応も増加しています。夜間に急に亡くなり、主治医に連絡すると、救急車で病院まで連れてきてくださいとの指示を受け、救急車を要請すると、必ず警察へ連絡がなされ、警察の対応で職員が負担となっています。
私の認識としては、事故や不審死でなければ、警察による検死は必要ないと思っています。先ず、救急が現場を確認し、不審な点があれば警察に連絡することでよいのではないかと思っていますが、他の自治体でも亡くなった場合、救急車を要請すると必ず警察が来るものでしょうか

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返信がないので、最後に ( No.24 )
日時: 2017/10/04 20:57
名前: そもそも論ですが・・・ ID:czrrUbWc

池上直己(慶応大学医学部名誉教授)が4月に著した「日本の医療と介護」の181Pに


『一方、国民に対しては、医療に対して抱いている非現実的な期待を改めるように
対応する必要がある。小津安二郎の「東京物語」のシーンのように、医師が看護師
を連れて往診し、「ご臨終です」と集まった家族に告げるのは全くのフィクション
である。というのは、いつ亡くなるか分からないので、その時に医師がたまたま往
診しているとは考えられないからである。実は病院に入院していても、亡くなる時
点に医師・看護師が枕元にいるとは限らない。こうした観点から、「孤独死」・
「突然死」に対する自治体・警察の対応を抜本的に見直し、亡くなる時は基本的に
は一人であることを受け入れる社会にする必要がある。』

というくだりがあります。自治体=消防でしょうから当方の主張とほぼ一緒です。
終末期の問題は医療の問題でも福祉の問題でもなく、警察と消防の問題。これが、
最先端の考えだと思いますが、いかがでしょうか。

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