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[1078] 共用型認知症対応型通所介護の現実について
日時: 2018/04/05 14:18
名前: シーガル ID:0M.X8HwQ

今回の改定を受け、今後の事業戦略の話が法人からあり、運営基準を眺めながらちょっと目に止まったのが、共用型の認知症対応型通所介護でした。

まださらっと見ただけではありますが、基準を見る限りでは指定をとるのがそう難しくなさそうな感じがします。
人員も日中の活動時間帯に一人増員して、送迎体制を整えるくらいでいけそうな印象です。

通常の認知症対応型通所介護だと12人定員にも関わらず相談員や看護職、機能訓練指導員とかの配置を要するのに比べると随分緩すぎて見落としている部分があるかもしれないのですが・・・。

ただ、近隣でもやっているところは全くありませんし、あまり話も聞いたことがありません。
ということは、運営上の課題も多々あるのだろうか?とも感じます。


共用型認知症対応型通所介護サービスの運営の課題点というのはどんなところが考えられるでしょうか?


地域としては、通常の認知症対応型通所介護事業所も少なく、地域のケアマネは「もうちょっと増えるとありがたい」という声も聞かれます。需要もありそうな感じです。


もし、詳しい方、或いは共用型を運営している、近くでやっているのを知っている、という方がおられましたら、現状を差し支えのない範囲で教えていただければ幸いです。

よろしくお願いします。


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顧客確保が容易ではない地域の方が多いのではないでしょうか ( No.1 )
日時: 2018/04/05 16:50
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:sPcjYA3g

シーガルさん、
>基準を見る限りでは指定をとるのがそう難しくなさそうな感じがします。

この認識は間違っていないと思います。それでもこのサービスが増えない理由は、一般の通所介護及び、認知症対応型通所介護との競合の結果、顧客確保のめどが立たないというのが大きな理由ではないでしょうか。通所介護事業所の数自体が飽和状態の地域が多くなって、顧客の奪い合いが起きていますから。

さらに共用型は、もともと通所介護のノウハウを持った人が運営するわけではないということと、そこで生活している人と一緒に共用スペースで過ごすだけの通所形態を嫌う計画担当者や利用者もいるようです。

認知症対応型共同生活介護にこのサービスを加える場合は、日中の配置人員が+1とせねばならず、常に3名の顧客を確保できなければ採算もとれなくなる恐れがあるということもあるのではないでしょうか。

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