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[4404] 老健における退所支援について
日時: 2022/10/28 11:17
名前: シーガル ID:aXTn/HC.

老健での退所支援について相談させてください。

家族側の事情や気持ちから、なかなか自宅への復帰が叶わない(これは施設や私自身の力不足もあるかと思います)方が多くおられます。
このような場合は他施設への入所入居を勧めていく他無いのですが、殆どの施設は老健の利用料よりも多くなってしまうことにより、家族側からお金がとても払えない、と言われてしまうことが多く、退所支援がなかなか進みません。特に減額認定者の特養以外の行き先を難しく感じます。

そうなると在宅復帰率はおろかベッド回転率すら危うくなる状況で、基本型を維持するだけで精一杯になってしまっています。数字を気にせずとも基本型を維持できるのであれば、まだ仕方ないと思える気持ちも正直あるのですが、数字を気にしつつギリギリに近いところでの維持になってしまっていることが辛いところです。

重度化要件系(経管栄養、喀痰吸引、重度要介護率)で頑張ろうとしても、こういった方たちは入所希望がそんなに多いわけではない上に、特養に移る人も多かったりするために、数字を満たすのも簡単ではありません。

他の老健ではどのように退所支援を進めているのか参考にできれば、と思いました。

老健なのだからとにかく基本である在宅介護に不安を覚える家族への支援スキルを向上させ、在宅復帰を増やすことが一番の近道なのかもしれませんが、特に軽度要介護かつ低所得者層の方の他施設入所支援をどのようにしてますでしょうか?

要介護であっても比較的自立度の高い人には特定施設であるケアハウスも選択肢にしていますが、対象者になろう人はそう多くありませんし、施設そのものも少ない状況です。
世帯を分け生活保護、という方法は自分の気持ちの中で葛藤があり、なかなか勧めることができていません。
条件が合致しそうな人は、特養への特例入所を相談していますが、なぜかなかなか実現できていません。

やはりそこはどうしようもない部分であり、そこは長期入所も仕方ないとし、自宅に帰れる人、他施設へ移れる人の支援に力を注げ、でしょうか?

もしよろしかったらアドバイスをお願いいたします。
メンテ

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僕が短期間勤めていた老健のある地域の実情ですが・・・。 ( No.1 )
日時: 2022/10/28 12:10
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:7mYZ/PFw

あくまで私が勤めていた老健がある地域の事情として情報を入れてください。

その地域の、「加算型」以上の在宅復帰率が求められる老健は、入所後のリハビリの効果や進捗状況で、老健の退所時期や退所後の行き場所を決めるというより、入所条件として最初から、「3月が上限」という条件を付けて、それを認めた利用者のみを選別入所させていました。

そして期限が来たら、いやおうなしに退所を強要し、退所場所は基本的に家族が探しているのが実態でした。

こうした法令違反も疑われる強制方法で、在宅復帰率やベッド回転率を維持しているのが実態でしたよ。
メンテ

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