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[2786] 対岸の火事ではない、施設内クラスタは「命の選択」に
日時: 2020/05/13 10:50
名前: 忘れた ID:q/dldCQE

以前「欧州介護崩壊」のタイトルで欧州では新型コロナで亡くなる方の40%~50%以上が介護施設で亡くなると投稿した。
masaさんからも対岸の火事ではないと注意喚起があったとこである。

それが現実となっている施設がある。
札幌市の某老健は、90名定員の入所者のうち入所者58名 職員19名が感染している。
すでに8名の方が亡くなっているのだが、医療機関に転院した方は1名しかいないのだ。

実は札幌市長から「医療機関では介護体制が取れないので施設内で療養をし、医師が必要を判断した場合、医療機関を調整し転院する」旨の文書が出されたのだ。(この文書は法人のHPにアップされたが現在は削除されている)

しかし現実問題として医療機関に転院した方は、たった1名で残りの7名は施設内で専門的な治療も受けられずに亡くなっているのだ。

札幌市の重症患者の32病床のうち23名が埋まっているとの報道もある。もし貴重なこれら空病床を確保しておくために、入所者の転院を行わないのであれば、欧州で行われた「命の選択」だ。

札幌市の主張は、医療機関に転院させない理由を介護体制がとれないとしているが、すでに件の施設では、ナースや大方の介護職員が退職し数名の職員で90名弱の入所者のケアをしていると報道されている。つまり転院させない理由としてる施設における介護体制は決して十分なものではない。

また、いまだ施設内での感染が止まらない中、陰性の入所者の家族からも、親が感染するのではとの不安に苛まれ「ただただ不安な日々だ」との声も報道されている。当たり前だ。同じ状況になれば誰もが叫びたい気持ちになるだろう。

のこされた施設職員や関係者が、まさに必死の思いでケアをし、入所者本人、そして家族が日々不安を募らせている状況下において、医療機関への転院が1名というのはあまりに残酷ではないだろうか。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200512/7000021059.html
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感染対策として命の選択が行われる社会であってはならない ( No.2 )
日時: 2020/05/15 12:08
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:GrxeXKoM

新型コロナウイルス感染症は、たくさんの人を死に至らしめていますが、老健という介護施設にとどめおかれ、重症化して亡くなった人は、ウイルスが死をもたらしたのでしょうか?社会が死をもたしたという側面はないのでしょうか?

医師や看護師が配置されている老健だから・・・要介護者は介護が必要だからという理由で、医療崩壊を防ぐために介護施設の入所者の入院優先度が低くみられているとしたら、それはやはり恐ろしいことではないのでしょうか。

参照:感染対策として命の選択が行われる社会であってはならない
http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/52122419.html
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