算定要件の解釈が間違っている ( No.27 ) |
- 日時: 2018/04/02 16:31
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:0tZ93B7c
- >ガイドラインに沿って立案する
この理解が違っていると思います。正確には、「失禁に対する各種ガイドラインを参考にしながら、対象者が排せつに介護を要する要因を多職種が共同して分析し、それに基づいた支援計画〜」ですから、ぜんぜん意味が違ってきます。
参考にするものも「各種」ですから決まったものはありません。要するに失禁の要因を、切迫性、腹圧性、溢流性、機能性、反射性などとできるだけ分類したうえで、その対処法を参考にしながら計画を立案したほうが良いよ、という程度の理解でよいと思います。
具体的な計画も、医療計画ではないので治療ということにはならず、医学的治療的リハビリテーションエクササイズに偏る必要もなく、場合によっては失禁パターンを精査して時間誘導を試みるとか、時間誘導を徹底してトイレ排泄につなげるという方法でもよいのです。
そしてこのことは結果評価ではなく、過程評価ですから、とりあえず失禁原因を医師を交えて医学的評価を取り入れたうえで共同計画を作成して、実行することで加算が算定できます。
もともとこの加算は、おむつ外し加算が実現しなかった代わりに、短期間に置き換えて作ったエビデンスに結びつくとは限らない加算ですから、計画するほうも手探りの方法を三年間で探るという考えで構いません。
参照:おむつはずし加算に隠された陰謀 http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/52085205.html
|
|