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[1191] 公共ICTフォーラム2018は東京、大阪とも受講料無料です
日時: 2018/05/16 17:04
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:jLvl6TqI

公共ICTフォーラム2018は、東京(6/8金)・大阪(6/15金)は、両会場とも無料で参加・受講できます。ぜひいらしてください。詳しい内容は下記を参照してください。

参照:公共ICTフォーラム2018 で語る地域包括ケア
http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/52094067.html

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「TV電話」という言い方 ( No.4 )
日時: 2018/06/07 13:26
名前: ヘルパー4級 ID:W3AIgmiw メールを送信する

余談ですが、訪問介護について話をしようとする際に、ヘルパーを「家政婦」と呼ぶようであれば、この人はもう「アウト」であって話を聞く価値があるのか疑問視されるでしょうが、介護報酬改定に関する Q&Aにある「TV電話」という言い方もどうでしょうかね。鉄腕アトムの頃の話だそうです。あの資料を作ったのは非技術系だと一発でわかります。ビデオ会議あるいはビデオコンファレンスの方が無難でしょう。実は「ICT」という言い方も、政府や学術の分野で使われる言葉で、技術屋は「IT」ですね。なぜITで済むのにICTなんて言葉を流行らせたいのか、というイメージ。ただし、「ICT」は「TV電話」とは異なり、「アウト」な言い方ではないですが、歩く様子を動画に撮影してPT・OT・ST・医師に送るというのは、コミュニケーションには当たらないですね。

今ある技術を活用して相当に高度な省力化のシステムを構築も考案もする能力がない人が集まって将来の技術の方向性を策定するというのが大きな間違いだと思いますが、(未だに「TV電話」と呼ぶような人たちでは駄目という事) オランダのビュートゾルフという組織で既に威力を発揮しているようなシステムを凌駕するものは、日本の介護現場ではできそうもないですね。ここの「申し送り・記録共有がiPadでできる独自システム」の節です。
https://www.kango-roo.com/sn/a/view/1441

書類半減(というより事務作業削減)もビデオ会議も動画撮影も多職種による情報共有も、介護職にタブレットひとつ持たせ、後は適切なサーバーを仕立てればいますぐでもできますが。サーバーは、介護施設や訪問介護の事業者が勝手に何とかせよというのではなく、全国共通で同じ操作ができる物を作って欲しいです。どうせならMCU機能もあった方が便利ですかね。でもそういう事が全然できていない (部分的にでもできない) のだから、「平成32年度」なるものは永久に来ないかもしれません。

複雑な制度関係の資料はタブレット一つで、ネット環境が無くても全部参照も検索もできるとか、個人情報の扱いや救急救命などどこでも必須な研修の教材は動画を用意してそれを職員は何度でも見返せるようにするとか、そんな事であれば技術的には、極めて容易です。

今後については深刻さを増す介護人材不足と高まる経費削減要求から、「現場の介護職がタブレット一つで仕事ができるようにするにはどうするか、書類周りや制度関係の整理も含めどう仕事のやり方を変えれば実現できるか」という観点で話し合って欲しいです。ま・・無理ですか。

※ MCU: Multipoint Control Unit。多地点会議を可能とするためのサーバー。端末に自力で多地点会議を開催する機能がない場合に使われるが、今は端末の性能が上がっているので端末側にこの機能をもたせる事も可能。

※「TV会議」という言い方は、正確ではないもののよく使われます。

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