保健所になんて相談せずに厚労省の指導内容に従えばよかったのにと思います。 ( No.1 ) | 
- 日時: 2022/08/22 11:10
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:VkpgW9Q.
  
  - 全国老施協のQ&Aでは以下のようにされています。
  Q41 【発熱等をした職員の復帰時期】 発熱・感冒症状のある従業員が解熱・症状消失後はいつ業務に復帰できるか。   A 当該感染症が症状改善後どの期間感染力を持つか、症状がない場合の感染力については正確にわかっていません。しかしながら、一般的なウイルス感染症は発熱などの症状が強いほど感染力が強いことがわかっていること、解熱後に再度発症した例が報告されていることから、学校保健安全法が定めるインフルエンザウイルス感染症に対する出席停止期間に準じて、少なくとも解熱後2日以上経過してから業務に復帰することが望ましいと考えます。(回答者:得津慶先生(産業医))
  これと厚労省のQ&Aと合わせて考えると、症状軽快後48時間経過し検査で陰性確認(抗原検査)している場合は、10日以内でも療養解除可能と考えます。
  ただし >保健所などに相談すると、原則10日間は療養して下さいという指示
  問題はこうした指示を受けてしまっていることです。この場合、当該復帰職員が再感染し、利用者にそれが感染した場合、保健所の指示に従わなかったと責任が問われかねません。
  個別相談に乗らない期間に相談したことが藪蛇になりますね。  
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  抗原検査で良いのかという部分が気になりました ( No.2 ) | 
- 日時: 2022/08/22 11:39
- 名前: 老健の事務 ID:1mA3eQSA
  
  - 厚労省の退院基準を切り取ってみたのですが・・
 (これ自体が古いものだったらごめんなさい)
  ---------------------------- 1.有症状者(注1)の場合  @ 発症日(注2)から10日間経過し、かつ、症状軽快(注3)後72時間経過した場合、退院可能とする。  A 症状軽快後24時間経過した後、24時間以上間隔をあけ、2回のPCR検査(注4) で陰性を確認できれば、退院可能とする。 ----------------------------
  注4というのが・・
  ---------------------------- 注4 その他の核酸増幅法を含む。 ------------------------------
 
  抗原検査は「その他の拡散増幅法」含まれないのではないでしょうか。
   
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  返信ありがとうございます。 ( No.3 ) | 
- 日時: 2022/08/22 11:59
- 名前: タートルネック ID:W/tiXx4A 
 
  
  - masa様
 返信ありがとうございました。 藪蛇になってしまう事案でしたね・・・。 より安心して業務復帰をしてもらう為の作業だったんですが、勉強になりました。
  老健の事務様 返信ありがとうございました。 確かに私もそこは気になっていました。 しかし、都道府県によっては抗原検査でも可としているところもあるようです。 下記、参照まで https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000032300.html  
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  有用な情報をありがとうございます。 ( No.4 ) | 
- 日時: 2022/08/22 12:23
- 名前: 老健の事務 ID:1mA3eQSA
  
  - タートルネック様
  有用な情報ありがとうございます。 やはり決めつけず色々な角度で調べないといけませんね。とても勉強になりました。
  しかし「早く退院等となることがあります。」というのは誰が判断する想定なんでしょうか・・
  masa様の言う通り保健所の指示に従っていないという部分は拭えないので、現実としては10日間の待機をすることが必要と考えざるを得ないかもしれませんね。
  行政に確認すると上手くいかないことも多くて本当に難しいです。  
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  基本的なお話 ( No.6 ) | 
- 日時: 2022/08/23 01:03
- 名前: 蜃気楼 ID:/PA0fTRM
  
  -  COVID−19については、基準はあるのですが、
 科学的に見ていくと検査も実は確立していなくて、 判断が難しいところがあります。 (発熱と検査結果陽性で、COVID-19だと断言できるわけではありません。  発熱を伴うほかの病気の可能性をすべて否定していく作業やCOVID−19ウイルス  の培養検査(確立していません)で培養できて、初めてCOVID−19の可能性を  胸を張って言えるようになります)  ですので、原則10日間というのは、安全マージンを考えるとこのくらいの 期間が必要だよという保健所からの助言(お願い)になります。 (これは、保健所の責任を問われないように対応しているだけ)  職場復帰の権限は施設側にあります。  施設の協力病院(医師)に助言をもらったりして、6日目で職場復帰は 可能でしょうけど、復帰職員からの感染が疑われそうなものは極力つぶして おくなどの対応が必要になるでしょう。  ただ、これだけ、パンデミックだと騒いでいる状況で助言に従わなかった としても、感染経路が特定できないのであれば、施設の責任を問うのは難しいかもしれません。  職員・施設の判断で決めていいものですが、根拠(知見など)は自分たちで調べて、 何か言われても対応できるようにしておくほうがいいでしょう。   (参考) 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第8.0版」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00111.html https://www.mhlw.go.jp/content/000936655.pdf
   69ページ 退院基準・解除基準
  有症状者の場合(2パターンあり)
   臨床症状による基準   発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合退院可能。
   病原体検査による基準   症状軽快後24時間経過した後、PCR検査または抗原定量検査で24時間以上  間隔を開け、2回の陰性を確認できれば、退院可能とする。
   ※ 10日以上感染性を維持している可能性がある患者(例:重度免疫不全患者)    では、地域の感染症科医との相談も考慮する。
 
  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00111.html (第5.1版)(令和4年3月17日改訂) https://www.mhlw.go.jp/content/000914399.pdf
  (抜粋)  完全な検査法はない。  特性の違いを考慮して、適用する検査法を決める。
   PCRを基準として比較すると、現行の抗原定性検査はウイルス量が少ない (遺伝子が100 コピー以下程度)検体での検出感度が低いと考えられている。
   PCRは発症から10日間以上経過し感染性は無い例でも陽性となることがある。  等温核酸増幅法も、検体によっては偽陽性が生じる可能性がある。
 
  1) 核酸検出検査(PCR、LAMP:等温核酸増幅法)    唾液検体の場合、発症から10日目以降は検出性能が低い。    調べるもの: 遺伝子配列の断片。    検査実施場所: 検査機関(検査機器のあるところ)。
  2) 抗原検査(定性検査、定量検査)
    定量検査 : 唾液検体の場合、発症から10日目以降は検出性能が低い。    富士レビオ社(富士フイルム)が開発。(PCRと同等)     「ルミパルスSARS-CoV-2Ag」(全自動化学発光酵素免疫測定システム)      検査する場合、装置が必要。 https://www.fujirebio.co.jp/products/lumipulse.html    調べるもの: ウイルスを特徴づけるたんぱく質(抗原)の断片。    検査実施場所: 検査機関(検査機器のあるところ)。
 
    定性検査: 唾液検体は用いることができない。        鼻咽頭・鼻腔検体では、発症初日から用いることができるが、        10日目以降で陰性の場合には、臨床像から必要に応じて        核酸検出検査や抗原定量検査を行うことが推奨される。
         無症状者に対する抗原定性検査は、リアルタイム RT-PCR 法等       と比較し感度が低下する可能性があるため、確定診断として       用いることは推奨されない。
         抗原定性検査をより頻回に実施可能であれば、頻度及び結果の       迅速性の観点から抗原定性検査は有効と考えられる。        ただし、抗原定性検査は核酸検出検査や抗原定量検査より       感度が低いことを考慮し、検査結果が陰性の場合も感染予防策を       継続する必要があること等に留意する。
     調べるもの: ウイルスを特徴づけるたんぱく質(抗原)の断片。    検査実施場所: 検体採取場所で実施。
  3) 抗体検査   抗体検査はウイルスを検出する検査ではなく、ウイルスに対する抗体の  有無を調べる検査。
 
    新型コロナウイルス感染症    PCR検査で偽陽性・偽陰性が出てしまう理由 2021/10/01  東京大学 保健・健康推進本部 https://www.hc.u-tokyo.ac.jp/covid-19/tests/ https://www.hc.u-tokyo.ac.jp/covid-19/ 2.PCR法で陰性だった場合、新型コロナウイルス感染症で無いと言えるでしょうか?
   PCR法では検体採取や検体保存の条件などで偽陽性(本当は新型コロナウイルス 感染症で無いのに、陽性と出てしまう)、偽陰性(本当は新型コロナウイルス 感染症であるのに、陰性と出てしまう)が起こりえます。  この割合ははっきりしていませんが、PCR検査の感度(新型コロナウイルス感染症 の方で、PCR検査が陽性となる割合)は現時点では高くて70%程度と考えられており、 検査結果の判断は慎重に行う(PCR法で陰性でも、新型コロナウイルス感染症でない とは言い切れないことがある)必要があります。
 
     新型コロナウイルス感染予防対策についてのQ&A 一社)日本疫学会 https://jeaweb.jp/covid/qa/index.html Q1:新型コロナウイルス検査は、どのくらい正確なのですか? 「今回のコロナウイルス感染症については、実際に感染していることの把握が  難しいことから、実際の感染者に対してPCR検査がどれほど正しく診断でき  ているかについての正確性の計算がまだできていません。」
 
   福岡県   (5)陽性と感染は同じですか。 https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid19-chisiki.html#a5  医師は、新型コロナウイルス感染症と診断した場合は、「感染症の予防および 感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、保健所への届出を行う こととされています。  この場合の診断方法として、「PCR法による病原体の遺伝子の検出」 「抗原定性検査による病原体の抗原の検出」「抗原定量検査による病原体の 抗原の検出」などが定められており、この検査で陽性の結果がでた方について 「陽性者」としています。
   なお、微量のウイルスの死骸等の影響で、PCR検査で陽性となることも あるため、必ずしも「陽性者」=「感染者」とは限りません。  
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  返信ありがとうございます。 ( No.7 ) | 
- 日時: 2022/08/23 07:59
- 名前: タートルネック ID:XroiTvhM 
 
  
  - 老健の事務様
 少しでもお役に立てなら、光栄です。 ここ最近、感染者数でいえば猛威を振るっているコロナウィルスですが、知人、友人で感染した人の話を聞くと発症日から2日〜3日で解熱し、喉の激しい痛みや頭痛は消失しているとの事でした。 勿論、症状があるのに、無理に出勤させようとは思わないのですが、ある程度個別性を認めていきながら対応していくことも必要なんじゃないかなと思います。
  病気にかかること以上に、周囲へ与える社会的影響が不安で、熱発してるけど検査はしない方が良いという思考になってしまう人が少なからず私の周りにはいます。
  蜃気楼様 返信ありがとうございました。
  検査が確立していないという話は存じておりました。 冷静な判断をしたいと思う反面、この社会的雰囲気に逆行してしまうのではないかという不安もあり日々葛藤しています。
  復帰は施設の権限、、、とても重い言葉ではありますが、責任をもった判断をしていきたいと思います。
  我々は高齢者と近くで仕事をしている立場でありますから、どうしても慎重にならざるを得ないのですが、偏り過ぎることのないよう、日々情報を収集しながら適正な判断をしたいところです。  
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