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[1697] 介護福祉士の資格取得方法の見直しによる効果に関する調査票は酷い
日時: 2018/10/19 11:04
名前: 白岡 ID:GW04.TjE

厚生労働省 平成30年度 老人保健健康増進等事業「介護福祉士の資格取得方法の見直しによる効果に関する調査研究事業」というお題目で事業所あてに調査票が届いていたのですが、みなさまのところにも届いているのでしょうか。

この調査票の設問の大半が実務者研修の効果について尋ねるものなのですが、回答の選択肢が、
「どちらかといえば受講経験ありの方が優れている」
「受講経験ありの方が優れている」
「わからない」
の3つしかありません。

なんというか・・・もうね。
「優劣はない」とかそれ以下と感じる人は除外するという調査に、何か意図的なものを感じるのは私の根性が曲がっているからでしょうか?

質問しようにも問い合わせ先の電話はパンクしています。このままでしたら回答は不要である旨、施設長には進言するつもりです。
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真実の声を拾おうとする意図がないんでしょうね ( No.1 )
日時: 2018/10/19 12:38
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:7bKkldMQ

アンケートを行う側の意図が、自分の都合の良いデータを集めるためなのか、真の意見を聴きたいのかで、回答の選択肢には違いが出てきますね。

後者の場合は、必ず「その他」という選択肢とコメントを書く欄があるはずです。
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恐らく介福の国試申込数が研修導入前を回復できず厚労省が責任を問われるから ( No.2 )
日時: 2018/10/29 15:35
名前: ヘルパー4級 ID:r/SCP6TU メールを送信する

これは「介護福祉士のなり手がいなくなる」に関連する事では、と思いました。
http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/52099477.html

介福の国試申込を10月5日まで延長し、消印有効とはいえさすがにもう願書は受験センターに届いているだろうから、申し込み人数が「何人」と数字で出たのでしょう。(例年、試験直前まで伏せていますが) それで「一縷の望みをかけて期間を延ばしたけど増えなかった。これでは反対を押し切って実務者研修を導入した責任を問われてしまう」な人数なのでしょう。

一昨年度は受験者半減で、国会でも問題になりました。
https://www.youtube.com/watch?v=E0Y-d-KpmLA

それで、実際には目に見えるような人材の質向上という成果が無くても「実務者研修導入で受験者数は減ったけど、代わりに人材の質を上がる効果があったんだぞおぉ!」という事にしたい(というよりどうしてもしなければならない)、これが今回のアンケートでしょう。仮に回答が完全にバラけたとしたら、「優れているとどちらかといえば優れているを足して施設の66%が受講経験ありの人材の方が優れていると回答しました」と発表するのが狙いでしょう。「効果なし」の意見は「わからない」で始末し、実質「御意見無用」の「結論ありき」な、みせかけだけの”なんちゃってアンケート”でしょう。要するに待遇の改善を伴わない、「飴と鞭」ならぬ「鞭だけ」の実務者研修導入は悲惨な大失敗だった証拠。これで2025年は迎えられるのですかね。もっとも確か2025年を迎えるために導入した研修だった筈です。

こんな無駄な事を税金を使ってどこぞに委託して調査させる位なら、介護職員のためになる事業に使うべき。

こんな記事もありました:「介護福祉士試験を諦めた理由TOP3がすべて実務者研修!さらに、取得してもメリットがほぼない現状で、受験者数を増やすのは到底無理!?」
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no532/

個人的には一切の役に立たないとは主張しませんが、研修を受けるために費やす費用・時間・労力が、仕事の質や賃金の向上で報われたという程の内容・状況ではないです。個人的な事ですが、ヘルパーという仕事のせいなのか介福になっても給料アップは無しで給与面では費やしたお金と時間を取り戻す見込みはナッシングの単なる自己満足で終わりました。
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電話が繋がったので色々聞いてみましたが ( No.3 )
日時: 2018/10/24 09:44
名前: 白岡 ID:fYWSHAds

ようやく電話が通じたので色々質問をしてみましたが、予想どおりすぎてここに報告する必要もないという感じです。

ひとつだけ、どうにも理解できない、飲み込めない点がありましたので、それを付しておこうと思います。

例の設問では、事業所に勤める介護福祉士のうち、実務者研修を受講した者(A)とそうでない者(B)を比較して答えるので、例えばAのいない事業所の場合、答えはすべて「わからない」になるとのこと。

・・・しかしですねえ。
設問にあるのは、“介護福祉士としての「資質」「知識」「技術」に違いが生じるか”ということでして、AとBで比べてこれらに違いがあったとしても、それは元から個人が持っていた資質・知識・技術なのか、実務者研修で得られた資質・知識・技術なのかは知る由もないと思うのです。
違いが生じたか否かを知るには、唯一、Aの実務者研修の受講の前後でそれらを比較するほかないはずです。たとえA群とB群を比較してある程度の傾向が出るにしても、しょせん事業所内の比較では群などといえるほどの数がありません。

こんなことでしたので調査票はゴミ箱行き決定です。
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白岡さんに共感致します ( No.4 )
日時: 2018/10/25 18:09
名前: 海砂利 ID:RfM9XyaM

制度の見直しには効果測定等の根拠が必要なのでしょうが、厚労省は、本当にこの方法で現実が把握できると考えているのでしょうか。私には、リサーチ会社が利益を得る構図にしか見えません。

◇「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう。」ヘンリーフォード
◇「多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ。」スティーブジョブズ
のように、調査によらず現場の気持ちを感じていただくことは、できないものでしょうか。
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無意味なので ( No.5 )
日時: 2018/10/26 09:29
名前: 虹色相談員 ID:Jjua56Dw

当施設では手書きで、「4.どちらともいえない」を追加しました。調査の母数からは外されるでしょうが、アンケートの内容に意味がない事の意思表明として。
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