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[4360] 施設の面会制限とQOLのバランスはどのように取っていますか?
日時: 2022/09/30 16:17
名前: 特養事務員 ID:vWeZr6a.

新潟県の特別養護老人ホームで事務をしています。
当施設での面会はWEB面会と、ガラス越しの10分程度事前予約制でお願いしております。
ただ、食事や入浴の時間、パート職員がおらず手薄な土日祝は利用者様を面会場所へお連れしたりご家族様をご案内することが出来ずお断りすることもあります。

最近世間では全国旅行支援や入国制限の緩和等のニュースの通りコロナの感染対策や危機感が薄まっているせいか、ご家族様から面会についてのクレームが多くなってきています。
「予約時間外での面会をしてほしい。」「ガラス越しではなく直接会いたい」「10分の時間の制限をなくしてほしい」というような内容です。

利用者様と家族のQOLを考えると面会制限をなくしたい思いはあります。
しかし、先日当施設でも先日クラスターが発生し、防護服を着てアルコール消毒をこまめにしても感染してしまう感染力の強さを身をもって知りました。衰弱し、生死を彷徨った利用者様もいました。
面会制限を無くし、またクラスターが起こったら…と思うとやはり命が大事だと思います。

皆様の施設ではどのような面会状況でしょうか?
都道府県と業態も合わせて教えていただけると参考にしやすく思います。
メンテ

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母が入所している特養では ( No.17 )
日時: 2022/10/06 09:26
名前: つくし ID:jstALohk

母が大阪の特養に入所しています。
2020年3月からずっと面会制限が続いています。
大阪府の新型コロナ警戒信号が赤色の場合はリモート面会のみ、黄色の場合は面会室でアクリル板越しの対面面会、いずれも月1回10分間限定、青色の場合は居室で週1回程度30分以内の面会となっていますが、黄色や青になってもすぐには対面面会を再開していただけないので、この2年半の間で居室で面会ができたのは2週間程度だけでした。

コロナ前は毎日仕事帰りに施設に通い、母の食事介助を続けておりましたので、この先に取り返すことのできない貴重な母との時間を失い続けることが筆舌につくしがたい苦しみであり、実に残酷な措置だと思っています。
面会の要望は、親の介護を助けていただいている立場の家族からは大変申し上げにくいものです。おそらく家族は本当の思いの10分の1も声にできていないと思います。

母の施設ではいつも「大阪府からの要請なのでご理解ください」の一文だけで一方的に決定事項が家族に通知されます。懸命に介護を続けて下さっている施設職員の皆様には心から感謝していますし、制限の解除は施設にとってはご負担になるということは重々承知しておりますが、3年目に入ってもこの扱いを続けられることに家族としては、正直なところ納得できていません。

一度きりの人生の終末期に2年半も延々と自由を奪われ続けることがどれほど辛く、苦しいことか、どうか自分事として想像してみてほしいのです。要介護高齢者であっても人間です。コロナ回避のための今のような生き方を本当に受け入れているでしょうか。

これほどの長期に渡る制限は人権にかかわる重大な問題であり、施設、入所者、家族が十分に議論を重ねた上で決めなければいけないことではないでしょうか。
入所者と家族の面会、触れ合いは「なくてもいいもの」ではなく、必要不可欠なケアの一つと捉えて今後の対応を共に考えていただきたいと思います。
メンテ

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