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[428] 食前の嚥下体操について
日時: 2017/01/25 12:22
名前: デイOT ID:uiBz1S.w

いつも拝見しています。

通所介護で機能訓練指導員をしております作業療法士です。

食前に、誤嚥の予防のため嚥下体操を実施している事業所は多いかと思います。
当事業所も開設よりずっと継続して実施していますが、最近実施にあたり疑問を感じております。

集団的なサービスをできるだけ減らし、可能な限り個別のアセスメントに基づいた個別のサービス提供を模索していくなかで、食前に職員のリードで全員で行われる『ぱ・た・か・ら』といった光景に違和感を感じ始めました。

もちろん効果のほどは熟知しているつもりですが、実感として『続けた方がいい』と思えるほどの効果は感じません。覚醒を高めたり、“今から食事ですよ”という合図としての機能はあると思いますが、全員で行う必要性があるかというと疑問です。必要な方に、個別で実施できればその方がいいのかなと…。

また、もし万が一、利用中の食事で誤嚥などの事故が発生した場合、『食前に嚥下体操をきちんと実施していました』というのがある種の免罪符となりえるのでしょうか。そのために実施している事業所もあるのでしょうか。

ちなみに、特別嚥下に注意が必要な利用者様には、個別でアイスマッサージや職員がとなりで付き添ってより丁寧に体操を行えるよう支援しています。

皆様の事業所の実情はいかがでしょうか。ご意見・ご指導のほどお願いいたします。


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楽しい体操したいですね ( No.5 )
日時: 2017/02/04 14:57
名前: デイちゃん ID:i9iT3SJw

きっとOTなどの専門職の方から見たら、介護職が適当にしてる集団体操なんて、しょ〜もな〜って感じなんだと思います。(笑)
実際、スタッフによっては、するって決まってるからしてるだけ的な、単なるルーチンワークになってる人もいます。

でも、例えば舌を出すにしても、「さあ舌を出しましょう」じゃなくて、
「みなさん、舌をべ〜って出してみてください。舌に歯形がついてませんか?
これは舌の筋肉が弱って舌が下に(笑)落ちてしまって、歯にふれてるからなんですよ〜。
舌が落ちてると、寝てる時無呼吸になりやすいです。舌は筋肉でできてるので、鍛えてみましょう。
鍛え方は簡単です。べろはたからと言いながら、べろのところで大きく舌を出してください。」
という誘導したほうが、ちょっと楽しいですよね。利用者さん同士お互いに舌を見せ合ったりして。

グーパー体操も、ただグーパーするんじゃなくて、グーパーくるくる(指を回す)パーってしてもらったりとか。
で、くるくるパーってするところで、「私は利口」って言ってくださいとか。
みんな、くるくるパーってするとこで、ちょっとプッと笑ってくれます。で、私は利口って言うのはちょっとはずかしいみたい。
そういう表情の変化が手ごたえがあってうれしいです。

顔体操で、コロッケさんの顔真似したりとか。
顔真似って、表情筋を鍛えたりストレッチするのにいいそうですね。
岩崎宏美のものまねは、アゴを突き出して口角を上げ、目は上を見るんですけど。みんな笑いながらしていますね。というか、私の顔を見て笑ってますね。

ひょっとこの顔って難しいんですよ。普通にしようとすると、顎関節をうまく使わないとできない。
でもすぐにできる利用者さんもいて、「〇〇さん見てあげてください、めちゃくちゃうまい。ひょっとこの神様。」とか言うと、利用者さんがちょっとうれしそう。

歌は、みなさんがよくご存じの、北国の春とか青い山脈とか歌って。
手話歌で、ちょっと動作をつけながら歌うと、楽しい気持ちになりますね。
私はそのために手話をちょびっと勉強しました。以前、手話のできる利用者様がいて、いろいろ教えてくれました。そういうかかわりって、ありがたいです。

よくご家族様やケアマネさんが見学に来られるんですが、笑いながら元気よく体操していたら、ここにしてよかった、とか、ここを利用してみようかな、ってなりそうですよね。

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